火野 正平(ひの しょうへい、1949年5月30日 - )は、日本の俳優、歌手。東京都目黒区生まれ。シーズ・マネージメント所属。 東京で生まれ、中学・高校時代に大阪在住。 12歳のころから『劇団こまどり』に所属。 1962年にフジテレビの『少年探偵団』でデビュー。
46キロバイト (5,141 語) - 2022年5月10日 (火) 13:23
今も魅力にあふれる人ですね~

1 湛然 ★ :2022/05/11(水) 05:21:51 ID:CAP_USER9.net

火野正平「こころ旅」起用の背景 番組P明かす驚きの素顔「あらゆる生き物に好かれる」
5/3(火) 10:10 ENCOUNT
https://news.yahoo.co.jp/articles/94ac2b0855c46563dc6b00b9dbbdc951743b317c?page=2
火野正平【写真:(C)NHK】

(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)



◆NHKは自転車に乗れるかどうか知らずに出演をオファー

 人気番組や注目番組の魅力や舞台裏を探る企画。今回はNHKのBSプレミアム・BS4K「にっぽん縦断 こころ旅」(朝版=毎週月~金曜午前7時45分、とうちゃこ版=毎週火曜~金曜午後7時、クラシック=毎週月曜午後7時)。俳優・火野正平(72)が自転車で全国を巡り、視聴者の思い出の地である“こころの風景”を訪ねる人気番組。北村卓三プロデューサーに火野の起用の背景や視聴者をほっこりさせる火野の魅力を取材した。番組のスタートは2011年4月。当時火野は61歳。体力が必要な番組のはずだが。(取材・文=中野由喜)

「企画の発案者から、出演者は火野さんでいきたいと考えているんだけどどう思う? と意見を求められました。言葉だけでなく、仕草や表情、たたずまいでいろんなことを感じさせてくれる人がいいと思っていたので、私も火野さんはうってつけだと思いました。その少し前に、火野さんがNHKのハイビジョン番組『コメ食う人々』でタイの少数民族の集落に行き、タイ語も通じないおばちゃんとすっかり打ち解けて仲良くなっている姿を見ていたんです。決して言葉数は多くないのですが、人の気持ちを吸い取ったり感じ取ったりする姿がすごかった。

 また、私がトーク番組を担当していた時、火野さんがゲストで出演してくださったことがあり、そのときに、地方でドラマのロケがあるときなどは新幹線などを使わずに自分の車でロケの1週間くらい前に家を出て、いろんな所に気の向くままに寄り道をしながら行くんだと聞いていたんです。人の行かない、知らない所に行くのが大好きで、そこでいい風景に出会ったらすごくうれしいんだと話していたのが、強く印象に残っていました」

 火野は昔の遊びに詳しいし、言動に郷愁を感じることも多い。

「お勉強したアウトドアとは全く違い、子どもの頃から野山に親しんで遊んできた人ならではの、火野さん流のアウトドアの楽しみ方を持っている人。『こころ旅』は名所・旧跡はほとんど出てきません。火野さんがめざすのは誰かにとっての大事な場所や風景、です。なので、一見なんてことのない場所もいっぱいあります。そういう所を面白がり、すごく喜んでくださる人なので、火野さんに出演をお願いするのは私も大賛成でした」

◆野山で見つけた草木の判断基準は「食べられるか、食べられないか」

 火野が旅人にピッタリ、出演依頼となったが、この話にはオチがあるいう。

「実は、番組の発案者は火野さんに出演のお願いに行くまで、そもそも火野さんが自転車に乗れるかどうかを知らなかったんです。出演の依頼に行ってさんざん企画意図を説明した後で、『ところで火野さん、自転車に乗れるんですか』とおそるおそる聞いたそうです。火野さんは『昔、自転車、大好きで乗ってたで~』と。子役時代の出演料はほとんど自転車につぎ込むほど自転車好きだったそうです」

 火野は草花に詳しいことも番組を通じてうかがわれる。

「野山を走っていて、野草や果実類を見て、何が食べることができ、何が食べられないかをよく知っています。野山で何か見つけると『食べられるか、食べられないか』が最初の判断基準のようです。以前、和歌山で、道に落ちていた珍しい果実を拾って『なんやろね。甘い香りがする。食べられるんとちゃうか』と言いながら、ペロッとなめたんです。何か分かっているんですかと聞くと『いや、知らん』。驚きました。毒があったらどうするんですかと言っても、『甘いで』と。幸い、食べられる果実でしたが。他にも渋柿をそのまま食べたらどのぐらい渋いだろうかとか、何でも自分で試してみないと気が済まないようです。自分で確かめて体で覚えていくことをずっとやってきたのだと思います。とにかく、めちゃくちゃ面白いです」


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