|
現実になるんですかね~
1 首都圏の虎 ★ :2023/07/22(土) 08:46:59.51 ID:8GvaIwTC9.net
「ターミネーター」のジェームズ・キャメロン監督がAIについて語る「1984年に警告したけど、みんな耳を貸さなかった」
「ターミネーター」シリーズで知られるジェームズ・キャメロン監督は、人工知能の台頭とそれによって今後起こる可能性のある危険性を1984年の映画『ターミネーター』を思い起こさせるものだとして、重く見ているという。
CTV Newsのインタビューでキャメロンは、科学技術の発展の理由や目的について、利益のため(「貪欲さを教えること」)であっても、防御のため(「疑心暗鬼を教えること」)であっても、疑問に感じると述べている。彼は、AIがさらに進化してくるとどのような脅威を人間に及ぼすか、よく知っているからだ。
「1984年に警告したけど、みんな耳を貸さなかった」とキャメロンは言う。「AIの武器化は最大の脅威だと思います。AIとともに、核軍備競争と同等のものに突入していくことになると思うのです。自分たちがそれを作らなければ、確実にほかの誰かが作る、といった具合で、だんだんとエスカレートしていくでしょう」
「戦域にAIがあることが想像できるでしょう」とキャメロンは加える。「もはや人間が間に入ることのできないスピードで、すべてがコンピューターによる戦いになって、人間にはその規模を縮小させる能力もないのです」
現在、ハリウッドは映画やドラマの制作者たちが手がける部分を減らすことなく、どのようにしてAIを使用していくかが検討されているところだ。この話題は、AI技術からの保護を求めて、SAG-AFTRA(米映画俳優組合)とWGA(全米脚本家組合)が1960年以来の同時ストライキに突入したため、ここ数週間の議論の的となっている。
特に、SAG-AFTRAは、俳優の同意なしにAIで生成した俳優の姿を使うことに反対し、俳優のデジタル肖像の保護を求めている。また、WGAは脚本の執筆において、AIが脚本家に取って代わることに対する懸念を示している。しかしながら、キャメロンは、科学技術がすぐに脚本家に取って代わることはないという意見を持つひとりだ。なぜなら、「誰が書いたかが問題ではなく、問題は、それが良いストーリーかどうかということ」だからだという。
「個人的には、“実体のある精神”の受け売りをするだけの“実体のない精神”が言うことは信じていません。人生、愛、嘘をつくこと、恐れ、不死といったことについて、ほかの人が言ったことを全部一緒に“言葉のサラダボウル”の中に入れて、その受け売りをする……そこに観客を感動させるものがあるとは思いません」とキャメロンは言っている。
キャメロンは今のところ、AIの書いたストーリーには「興味がない」、AIが制作した脚本を受け取るつもりはないとはっきりと言っている。「20年待ってみましょう。もしAIがアカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞するようであれば、みんな真剣に検討しなければならないと思います」
キャメロンは映画制作におけるAIの使用に反対しているが、映画作品としてさらに探求するには興味深い話題だと言っている。これまでにも、AIというテーマにふみ込んでいきたいと語っており、もし「ターミネーター」シリーズを今後再開することがあれば、単に「狂ってしまう悪いロボット」の話ではないものにしたいそうだ。
「ターミネーター」シリーズでのキャメロンの監督作は、1991年の『ターミネーター2』が最後となっている。その後の3作品にはキャメロンは関わっていない。シリーズ最新作となる2019年の『ターミネーター:ニュー・フェイト』ではプロデューサーをつとめ、「おおむね満足」しているとしつつも、オリジナルの俳優は出演しないほうがよかったかもしれないとも言っている。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』は全世界での興行収入が2億5000万ドル(約350億円)を超えたが、制作費に1億8500万ドル(約259億円)、世界中での宣伝や配給に8000万~1億ドル(約112~140億円)かかっており、それらの回収には4億5000万ドル(約630億円)近く必要だと言われていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebed57230df7be3d96a8054897e49770ce009c99
「ターミネーター」シリーズで知られるジェームズ・キャメロン監督は、人工知能の台頭とそれによって今後起こる可能性のある危険性を1984年の映画『ターミネーター』を思い起こさせるものだとして、重く見ているという。
CTV Newsのインタビューでキャメロンは、科学技術の発展の理由や目的について、利益のため(「貪欲さを教えること」)であっても、防御のため(「疑心暗鬼を教えること」)であっても、疑問に感じると述べている。彼は、AIがさらに進化してくるとどのような脅威を人間に及ぼすか、よく知っているからだ。
「1984年に警告したけど、みんな耳を貸さなかった」とキャメロンは言う。「AIの武器化は最大の脅威だと思います。AIとともに、核軍備競争と同等のものに突入していくことになると思うのです。自分たちがそれを作らなければ、確実にほかの誰かが作る、といった具合で、だんだんとエスカレートしていくでしょう」
「戦域にAIがあることが想像できるでしょう」とキャメロンは加える。「もはや人間が間に入ることのできないスピードで、すべてがコンピューターによる戦いになって、人間にはその規模を縮小させる能力もないのです」
現在、ハリウッドは映画やドラマの制作者たちが手がける部分を減らすことなく、どのようにしてAIを使用していくかが検討されているところだ。この話題は、AI技術からの保護を求めて、SAG-AFTRA(米映画俳優組合)とWGA(全米脚本家組合)が1960年以来の同時ストライキに突入したため、ここ数週間の議論の的となっている。
特に、SAG-AFTRAは、俳優の同意なしにAIで生成した俳優の姿を使うことに反対し、俳優のデジタル肖像の保護を求めている。また、WGAは脚本の執筆において、AIが脚本家に取って代わることに対する懸念を示している。しかしながら、キャメロンは、科学技術がすぐに脚本家に取って代わることはないという意見を持つひとりだ。なぜなら、「誰が書いたかが問題ではなく、問題は、それが良いストーリーかどうかということ」だからだという。
「個人的には、“実体のある精神”の受け売りをするだけの“実体のない精神”が言うことは信じていません。人生、愛、嘘をつくこと、恐れ、不死といったことについて、ほかの人が言ったことを全部一緒に“言葉のサラダボウル”の中に入れて、その受け売りをする……そこに観客を感動させるものがあるとは思いません」とキャメロンは言っている。
キャメロンは今のところ、AIの書いたストーリーには「興味がない」、AIが制作した脚本を受け取るつもりはないとはっきりと言っている。「20年待ってみましょう。もしAIがアカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞するようであれば、みんな真剣に検討しなければならないと思います」
キャメロンは映画制作におけるAIの使用に反対しているが、映画作品としてさらに探求するには興味深い話題だと言っている。これまでにも、AIというテーマにふみ込んでいきたいと語っており、もし「ターミネーター」シリーズを今後再開することがあれば、単に「狂ってしまう悪いロボット」の話ではないものにしたいそうだ。
「ターミネーター」シリーズでのキャメロンの監督作は、1991年の『ターミネーター2』が最後となっている。その後の3作品にはキャメロンは関わっていない。シリーズ最新作となる2019年の『ターミネーター:ニュー・フェイト』ではプロデューサーをつとめ、「おおむね満足」しているとしつつも、オリジナルの俳優は出演しないほうがよかったかもしれないとも言っている。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』は全世界での興行収入が2億5000万ドル(約350億円)を超えたが、制作費に1億8500万ドル(約259億円)、世界中での宣伝や配給に8000万~1億ドル(約112~140億円)かかっており、それらの回収には4億5000万ドル(約630億円)近く必要だと言われていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebed57230df7be3d96a8054897e49770ce009c99